明けましておめでとうございます。2025年に日経メディカルで医師会員に多く読まれた記事を紹介します。第1位の谷口恭先生のコラム「日本の医療はすでに異常な領域に陥っている」は、病院経営の窮状とともに、経営悪化を防ぐために「過剰診療」に手を染めている医療 ...
日経メディカルOnlineでは毎月、「現場のモヤモヤに答えます」と題した連載(ミニ特集)を掲載。気鋭の臨床医監修のもと、コモンな疾患・症状を取り上げ、現場のお悩み解消に向けたヒントをご提供します。今回のテーマは「認知症」(編集幹事:山田悠史)。全4本 ...
スウェーデンLund大学のOlofAsplund氏らは、2型糖尿病患者を対象にしたコホート研究で、患者を5つのサブグループに分類して追跡したところ、サブグループによって予後は異なり、合併症の予防と治療のための戦略も異なっていたと報告した。結果は202 ...
先日、行政から窓口・電話の受付時間短縮の案内が届きました(写真1)。私の住む長野県では2025年11月25日から、それまで8時30分から17時15分だった受付時間を9時から16時30分に試行的に短縮しています。「利用の約9割以上がこの時間帯に集中している」「職員の時間外勤務が恒常化している」──。文書 ...
米国Michigan大学のGeorgeE.Freigeh氏らは、経皮水分蒸散量(TEWL)を継続的に測定することが、食物アレルギーを診断する経口食物負荷試験(OFC)で起こり得るアナフィラキシーを予測するのに役立つかを検討する臨床試験を行ったところ、 ...
2025年12月24日、2026年度予算編成の社会保障関係費について、片山さつき財務相と上野大臣賢一郎厚生労働相の大臣折衝で改定率や介護保険制度改革の内容が決定した。2026年6月に行う介護報酬の臨時改定について、改定率は全体で2.03%のプラスとな ...
動脈硬化性心血管疾患(ASCVD)の二次予防を目的とした、LDLコレステロール(LDL-C)の管理に関するコンセンサス・オピニオンが正式発表された。日本動脈硬化学会の「ASCVD患者の脂質管理に関するワーキンググループ」が編集作業を進めていたもので、 ...
皆さん、こんにちは。先日、緩和ケア外来で乳癌の患者を診察しました。他院から紹介されてきた初診の方で、40分ほどお話を聴きました。海外で仕事をされるなど波瀾(はらん)万丈の人生を歩んできたこと、これまでの治療の副作用がつらくて何度も心が折れそうになった ...
看護専門の私立の高等教育機関として最古の歴史を持つ聖路加国際大学は2017年に米国の大学院を参考に、日本初の大学院看護学研究科博士後期課程看護学専攻DNP(DoctorofNursingPractice)コースを開設。通常の博士後期課程では博士号取得 ...
ドイツMuenster大学病院のAlexanderZarbock氏らは、急性腎障害(AKI)リスクの高い大規模な手術後の患者を対象に、KDIGOガイドラインに基づく予防策を適用して術後72時間以内のAKI発症率を減らせるかを調べるランダム化比較試験「 ...
厚生労働省は2025年12月19日に中央社会保険医療協議会(中医協)総会を開催し、2026年度診療報酬改定に向けて外来医療や短期滞在手術に関する議論を行った。特定疾患療養管理料について、支払い側委員から対象疾患の絞り込みや算定回数の制限、外来管理加算 ...
厚生労働省は、2025年12月12日に社会保障審議会介護給付費分科会を開催し、2026年6月を念頭に介護報酬の臨時改定を実施する方針を固めた。「介護職員等処遇改善加算」の対象サービスを、これまでは対象となっていなかった訪問看護、訪問リハビリテーション ...